最終更新日 2025年1月19日
ポータブル電源は、アウトドアや災害時など様々なシーンで活用できますが、近年では様々なメーカーから多種多様な製品が販売されています。
そのため、何を基準に選べばよいのか分からないという方も多いかと思いますが、ポータブル電源を選ぶ際はまず容量に注目しましょう。
ポータブル電源の容量
ポータブル電源の容量は「Wh」で表記され、この数値が大きくなるほど容量も大きくなります。
例えば、200Whの製品であれば消費電力が100Whの電気機器を2時間使えることを意味していますが、一般的に日帰りのアウトドアなどのシーンでは200Wh以上が目安とされています。
また、キャンプなどで連泊する場合は350Wh以上、消費電力が大きい電気製品を使用したい場合は400Wh以上の製品がおすすめです。
なお、容量が大きい製品ほど様々な用途で使うことができますが、容量が大きくなるほどサイズと重量も大きくなる傾向があります。
ポータブル電源の最大のメリットは持ち運べることですが、サイズと重量が大きいとそのメリットが薄れてしまうので、あらかじめどのような使い方をしたいのかを明確にしておくことが大切です。
出力端子の種類
容量の次に注目したいのが、出力端子の種類です。
家庭用の電化製品を使用したいのであればAC電源は必須となりますが、スマートフォンやタブレットなどの充電もしたい場合はUSBポートを備えていた方が便利です。
また、製品によってはシガーソケットやピンジャックなどのDC電源を備えたものもありますが、使用する可能性がある電気製品の種類に対応した出力端子を備えているのかを確認しておくことが大切です。
加えて、出力端子をチェックする際は、AC電源・UBSポート・DC電源がそれぞれ何口付いているのかも併せて確認しておきましょう。
同時に複数の電気製品を使いたい場合は、口数が多い製品がおすすめですが、複数の電気製品を同時使用すると消費電力も大きくなるので注意が必要です。
充電方法
また、充電方法もチェックしておきましょう。
一般的に、ポータブル電源の充電は家庭用ACコンセントから行いますが、シガーソケットやソーラーパネルなどからの充電が可能な製品も存在します。
家庭用ACコンセント以外からの充電が可能であれば、想定外のバッテリー切れや停電時などにも対応しやすくなるので、特に災害用として使用するのであれば、このような製品を選ぶことをおすすめします。
まとめ
さらに、屋外や水辺などで使用する可能性があるのであれば、防水機能が搭載された製品を選ぶと安心でしょう。